ミノルタがライツと提携を解消した後に「ライカCL/ライツミノルタCL用」に発売したレンズで、いわゆる和製ズミクロンです。ライツ製同様、距離計連動部に傾斜カムがきられているタイプで、上記のボデイ以外では正確に連動しないとも言われますが、少なくともM10の二重像では問題なく合致しました(作例はすべてM10の二重像にて撮影)。
 

■外観・機構上のコンディション
鏡胴やマウント部に通常の使用にもとなうスレ・小傷が見られますが、歪みなどの大きなダメージはありません。ヘリコイドやピントリングの回転スムーズ、絞り羽根の動作も良好です。無限遠位置も検証済みです。

■光学系のコンディション
前玉・後玉ともに目立つ傷はありません。中玉にもカビやクモリ、バル切れ等なくクリア。チリの侵入は経年相応です。

■スペック/付属品
距離計式ライカMマウント、絞り表示:F2～16、最短撮影距離:0.8m、重量:約130g。シリアル: No.2018151、付属品は前後キャップをおつけします。

撮影データ/ボディ:Leica M10、絞り: f2開放 (ソフトによる色味みやコントラストなどの後加工は行なっておりません)

 撮影データ/ボディ: Leica M10、絞り: f2開放(Raw現像のみ、色味みやコントラストなどの後加工は行なっておりません)

 撮影データ/ボディ: Leica M10、絞り: f2開放(Raw現像のみ、色味みやコントラストなどの後加工は行なっておりません)