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ヘクトール73mmF1.9に次ぐ明るさを持つレンズとして1933年から生産された名品ズマール5cmF2。それも比較的初期に当たる1937年製のノンコート玉ですが、後年に前玉だけブルーコートを施した個体のようです。そのためか通常よりコントラストが高く、発色もしっかりしています。作例は当該レンズでの撮影画像のみをお見せしています。
■外観・機構上のコンディション
鏡銅の一部にはスレや塗装落ちが見られますが、経年の割にはとてもきれいな個体です。ピントリングの回転スムーズ、ピントも近接から無限遠までライカM10等でしっかり出ており、距離計の精度も正確です。
■光学系のコンディション
コレクターさんから提供されたもので、奇跡的に前玉・後玉ともに目立つような傷は見当たりません。過去のメンテナンスもよく、中玉にお決まりのクモリなくクリアです。カビ、バルサム切れも見られず、チリの侵入もわずかです。
■注意点
ライカM系でご使用の際にはできるだけ純正か国産品のL/Mアダプターをご使用ください。
■スペック
ライカL39マウント、絞り表示:F2〜12.5、シリアル:384151、付属品は前後のキャップをお付けします。重量:177g。

データ/ボディ: Leica M10、絞り: f5.6(Raw現像のみ、色味やコントラストの後加工は行なっておりません)


データ/ボディ: Leica M10、絞り: f2開放(Raw現像のみ、色味やコントラストの後加工は行なっておりません)
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