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1910〜20年代にコダック社が製造したベストポケット・オートグラフィックに搭載されていたレンズをニコンFマウントの伸びるヘリコイドに移植し、最短35cmまで寄れるように改造した商品です。俗に「ベス単フード外し」といわれるように、レンズのすぐ前についているフードを外して使うのがベス単づかいの真骨頂ですが、マクロ的に使える当レンズのソフト表現はまた格別です。作例はこちらをご参照ください。
■外観・機構上のコンディション
銘板や絞り羽根の腐食など経年相応の個体ですが、大きなダメージはありません。ピントリングの回転スムーズ、絞り羽根の動作良好、無限遠はわずかにオーバーインフに設定してあります。
■光学系のコンディション
前玉、後玉ともに傷はありません。カビやクモリ、バルサム切れの発生もなくクリアです。
■注意点
絞りはレンズ横についている小さな絞りレバーで操作します。シャッターは固定してありますので、使用できません。
■スペック/付属品
ニコンFマウント、開放値F6.8相当、手動絞り、最短撮影距離:実測0.27m、フィルター径:52mm、重量206g。付属品は前後のキャップをおつけします。
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