旧ソ連時代にKMZ(ゼニット工場、現ロモグラフィー)が製造した35mmシネマ用レンズ「PO4(35mmF2)」の前身に当たる同スペックのヘリオス33を汎用性の高いミラーレス仕様のライカMに改造した商品です。PO2やPO3と同じシリーズのようで、シネレンズならではの繊細な描写が魅力。最短撮影距離が39cmというのも大きなアドバンテージになっています。
■外観・機構上のコンディション
経年のわりには傷みの少ない個体です。ヘリコイドの回転はスムーズ、無限遠はややオーバーインフに設定してあります。
■光学系のコンディション
前玉・後玉ともにヘアライン状の拭き傷が見られますが、実写への影響は軽微です。中玉にカビやバルサム切れ、クモリなどの発生なくクリア。チリは経年相応です。
■注意点
イメージサークルはシネレンズの広角同様、フルサイズでは四隅に若干ケラレが発生しますので、APS-Cサイズのカメラか(作例4、5)、ズーム機能の搭載されたソニーα7シリーズの1.2倍くらいでお使いください。
■スペック/付属品
ライカMマウント(35mm用LMリング付)、絞り表示:F2〜16、最短撮影距離:0.29m、重量:128g、シリアル:733819、付属品は前後キャップをおつけします。
撮影データ/ボディ: SONY α7RII、絞り: f4 (Raw現像のみ、コントラスト等の後加工は行なっておりません)
撮影データ/ボディ: SONY α7RII、絞り: f4 (Raw現像のみ、コントラスト等の後加工は行なっておりません)

撮影データ/ボディ: SONY α7RII、絞り: f2 (Raw現像のみ、コントラスト等の後加工は行なっておりません)
撮影データ/ボディ: Leica T、絞り: f2開放 (色みやコントラストなどの加工は行なっておりません)
撮影データ/ボディ: Leica T、絞り: f2開放 (色みやコントラストなどの加工は行なっておりません)
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