ライカLマウントの標準レンズ、エルマー50mmF3.5です。被写界深度目盛りが赤く刻まれた、通称「赤エルマー」。シリアルからすると1953年製のようです。開放から実用性能を発揮し、ポートレートから風景まで万能にこなしてくれます。 ■外観・機構上のコンディション 鏡胴やマウント部に通常の使用にもとなうスレ・小傷が見られますが、歪みなどの大きなダメージはありません。ヘリコイドやピントリングの回転スムーズ、絞り羽根の動作も良好です。無限遠位置も正確、距離計との整合性も検証済みです。
■光学系のコンディション 前玉に薄い拭き傷ありますが、肝心の後玉はきれいです。中玉に数個、ごく小さな気泡が見えます。クモリやカビ、バルサム切れはありません。チリの侵入は経年相応です。
■スペック/付属品 距離計式ライカLマウント、絞り表示:F3.5〜22、最短撮影距離:約1m、重量:約118g。シリアル: No.1069073、付属品はUVフィルター、かぶせ式フード、前後キャップをおつけします。
撮影データ/ボディ: :Sony α7II、絞り: f3.5開放(ソフトによる色味みやコントラストなどの後加工は行なっておりません)
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